昨年、バンコクのデモ騒動で開催を断念した”BABYMIME” SHOW、一年越しで何とかシラチャで開催出来ました。
当日は200人を超える観客が集まり、予想外(?)の大盛況となりました!(主催者側、慌てて椅子を用意しました…)
会場をご提供頂いたシラチャ日本人学校をはじめとする関係者各位のご協力に改めて深謝申し上げます。
当日皆様から頂きました募金は総額20,820バーツとなりました。(この募金に就きましてはCRJAから災害被災者他に寄付させて頂きます。)
今回のBABYMIME SHOW、悩んだのは会場の選定でした。シラチャでは劇場形式の舞台がなかなか見つからず、最後の最後に「適度な広さが有る」「舞台に幕が有る」「舞台に奥行きが有る」ことから学校を選びました。シラチャの街から少し離れていますので、当日観客が集まるかどうか本当に心配でしたが、当日早くも3時半頃からご来場頂き、4時過ぎには用意していた200席がほぼ埋まり、そこから慌てて椅子を追加致しました。当日のプログラムは、オーソドックスなパントマイムとショートストーリーとの組み合わせで、ショートストーリーも「I LOVE PANDA」「CAMERAMAN」は子供たちにも判り易い内容だったと思います。最後のプログラムの「THAI JAA」は「とてもタイっぽい」という意味のタイ語で、内容はタイの文化・風習を現したものであり、少し風刺も入っていました。これは子供たちには少し判り辛い内容だったかと思いますので、次の機会には「子供向」「大人向」で二本立てとし、内容を変えてみるのもいいかも知れません。また「THAI JAA」の日本版「JAPAN JAA」でタイ人が考えている日本を演じて貰うのも面白いかなと、BABYMIMEにアドバイスさせて頂きました。
BABYMIMEの皆さんは前日の夕方から学校に入り、自分達で自ら脚立に上って追加で黒幕を付け、床に印を付け、それからリハーサルを開始、リハーサルは前日だけでは時間が足りず、当日も朝10時から学校に入り、昼2時頃まで念入りに演技を確認してから本番に臨みました。シラチャでの1時間半の短い公演の為に一生懸命準備する姿に「プロの芸人」魂が現れていたと思います!BABYMIMEの皆さんは普段はバンコクの劇場、イベント会場で活動しています。今回のシラチャ公演でパントマイムに興味を持たれた方は、是非インターネットで検索してみて下さい。