在留邦人の方々への注意喚起
CRJA会員企業の方々より、
「最近、日本人の行動に目に余るものが有り、タイの方々に不快な思いをさせているかも知れないと感じています。CRJAから注意を促して頂ければと思います」
との投書を頂ております。
以下、行動について注意事例を挙げます。節度ある行動を取り、自分の安全確保に努めて下さい。また各会社の代表としてタイに派遣されているという自覚をもった行動を心掛けて下さい。
- 心構え:我々はタイの国に住まわせて頂き、仕事をさせて頂いているという謙虚さを持って下さい。
安全は自分で確保するものです。
過去の日本人の方々の努力によって、シラチャは比較的安全な街に
なっていますが、だからと言って、自分が安全であるということにはなりません。横柄な態度は慎むようにして下さい。日本でとる同等の振る舞いであれば、トラブルに巻き込まれること
は、まず無いです。安全だからということで特別な振る舞いをしないで下さい。 - 気を付けることの具体例
1) 道路を複数人で横に広がって歩かないで下さい。
歩行者は可能な限り道路の端を歩行して下さい。
車両と接触してトラブルを引き起こす可能性が有ります。
日本では歩行者優先ですが、タイでは車優先といった考え方が有ります。
2) 注意されたことに対し文句を言ったりしないで下さい。
上記 1)で横に並んで歩いている団体に、車がクラクションを鳴らした際、文句を言ったり、中指を立てる仕草をする人が居たそうです。相手のタイ人は車内に拳銃を保持しているケースも有りますので、些細な事から口論になり傷害事件となった事例も有ります。
3) 過度な飲酒はしないで下さい。
過度な飲酒で色々なトラブルを起す方もいます。節度ある飲酒をお願い致します。
4) 必要以上に見知らぬ第三者を注視(挑発)しないで下さい。
必要以上に注視(挑発)する事は、トラブルを引き起こす可能性があります。喧嘩になれば、殺傷事件等々にも繋がります。
5) 汚い言葉を言わないで下さい。
タイ語にも喧嘩に繋がる汚い言葉が有ります。
不用意にそのような言葉を使いトラブルに発展する事も有ります。
6)可能な限り夜間の一人歩きはしないで下さい。
日本でも同じです。
夜道を酔っぱらって一人で歩いていれば、引ったくり等の被害に遭う可能性は高いです。
社用車・バイク・三輪タクシー等を使用する事を推奨します。
7)公共の場所、公衆の面前において衣服を脱がないで下さい。
公共の場所において不用意に脱衣する行為は、
周囲に無用な誤解を招くおそれが有ります。
内輪だけの宴席では問題は無いかも知れませんが、
知らない人がいるような場面での脱衣は周囲に不快感を与えます。
安全部会